STD(性感染症)

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STD(性感染症)とは?

STDは性行為(口内行為も含む)が原因で引き起こされる感染症です。 
STD(性感染症)の多くは、早期に発見し治療すれば治すことができます。 
簡単な血液検査、膣分泌液検査などで判りますので心あたりのある場合は、パートナーといっしょに検査を受けましょう。 
(女性の方の検査は当院では出来ませんので、婦人科受診をお願い致します。)

代表的なSTDの種類

クラミジア感染症

10代から20代に感染者が多い病気でクラミジア・トラコーマティス菌によって引き起こされる感染症です。
クラミジア感染症は初期症状がでにくいため、放置すると慢性化することがあります。
男性では、排尿時に軽いかゆみや痛みなどわずかな違和感や尿道から白っぽい膿がでるといった症状がみられます。女性に感染しやすいのですが、無臭で白い粘液状のおりものが増えるといった程度で気づかず放置しておくと、不妊症や子宮外妊娠、流産の原因になることもあります。尿検査、尿道分泌物検査、血清抗体検査などの検査で診断は容易です。早めに泌尿器科を受診する事をお勧めします。

淋病(りんびょう)

性行為によって感染し、淋菌によって引き起こされる感染症です。
男性の場合、淋菌が2~7日の潜伏後尿道内で増殖し尿道炎症状を引き起こします。排尿時痛や悪臭を伴う濃い黄色(または濃い緑色)の膿が尿道から出ます。しばらくすると自然に痛みもとれ治ったかのように思いますが、実際は治癒しているわけではなく尿道内に菌が潜伏したままですので、知らぬうちにパートナーにも感染させてしまうことになります。
また、放置しておくと男性の場合、前立腺炎や副睾丸炎を引き起こす場合がありますので、注意が必要です。
女性の場合は、ほとんど無症状でおりものの色が黄色に変わる程度です。下腹部の痛みや不正出血がある場合は、症状がかなり進んでいる状態です。
男女とも不妊症の原因になりますので、早めに泌尿器科を受診する事をお勧めします。

陰部ヘルペス

男子では亀頭部などに、女子では陰唇などに小さなブツブツができ、それが潰れて痛痒くなります。一度かかると治りにくく再発する可能性の高い病気なので、しっかりした治療が必要です。

カンジダ性包皮炎・膣炎

カンジダは常在菌のため、性行為が原因でなく発症することも多い病気です。
男性・女性に関わらずかかる病気で、身体の中に自然にいるカンジダというカビの一種が原因となります。体の抵抗力が落ちた時や、抗生物質を使用したときに菌交代症と言われカンジダ症になることもあります。
男性の場合亀頭や包皮が赤みをもち、痒くなります。女性の場合、膣の中が痒くなります。

梅毒

梅毒トレポネーマという菌によって引き起こされる感染症です。
一昔前には梅毒で死ぬ人も多かったのですが、ペニシリンの発見後は治療で完全に治る病気となりました。感染後3週間で、男性の場合はペニスに、女性の場合は大小陰唇や子宮頸部に小豆大のしこりができ、約3ヶ月経つと全身に小さい赤い斑点(バラ疹)が出現して発熱や関節痛の症状が出ることがあります。症状が出ないこともありますが、血液梅毒検査で診断できます。

背景

こだま泌尿器科クリニック

診療科目:泌尿器科

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※初診の方は診療時間終了の30分以上前にご来院下さい。
(初診の方のご予約はできません)

アクセス

アイコン電車利用の場合
東武野田線「梅郷駅」西口下車 流山街道を運河方面へ徒歩10分
アイコンまめバス利用の場合
まめバス南ルート
・ハローワーク野田下車 徒歩5分
・東新田自治会館前(湯の郷の前のバス停)下車徒歩5分

ルート・時刻表については
野田市ホームページ内“まめバス”を参照して下さい。

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